やあ、どうもどうも!

小山です。

 

 

突然だけど、

みんなはどういう基準で

いつも洋服を買ってる?

 

 

デザイン、

素材の良さ、

仕立ての美しさ、

 

総合的な完成度、

などなど。

 

 

まあ挙げ出したら

それなりにあるとは思うんだけど、

 

 

一つ一つを具体的に精査していくことに

思考が傾きすぎると、

 

プロダクトそのものにばかり

フォーカスしてしまいがちで、

 

 

ファッションの本質を見失いかねない。

 

 

 

無論、

プロダクトとしての良し悪しは、

僕自身も"一番重要な選定基準"として

心得てはいるんだけど、

 

 

カッコイイブランド、

 

っていうのは、

 

 

なにも、

服のカッコ良さだけではない😎

 

 

 

Rick owens(リックオウエンス)

 

 

彼が手がけるブランド、

Rick owens》には、

"哲学的なカッコ良さ"

"姿勢としてのカッコ良さ"が詰まっている。

 

 

 

まず、

【環境への配慮】。

 

 

サステイナブルへの取り組み方、

SDGsとの向き合い方などは、

 

昨今のアパレル業界では、

とりわけ積極的な姿勢が求められている。

 

世界的にも関心の高い課題ということもあり、

力を入れているブランドも多く、

 

またそういったブランドによる

サステイナブルアピールもなかなか

ウザったいほどにまでPRされている。

 

 

そんな環境への取り組み。

 

あまり知られていないが、

リックオウエンスでは、

ブランド設立当初から、

当たり前のように行われている。

 

 

カットソーやニットを納品する際に

使用しているパッケージは、

全て〈土に還る素材〉のものを使用し、

 

ブランドの根幹でもある

レザーアイテムなどで使っている革も

全て〈食肉として使われたもの〉

二次利用として無駄なく

ファッションアイテムに昇華している。

 

めちゃ意外じゃない?

 

環境に悪いことばっかしてそうなのに、、、笑

(すみません、言い過ぎました笑)

 

僕自身もこの事実は、

パリの展示会で、

チームのメンバーと話すまで

知らなかったことだった。

 

 

僕は当然言った、

『素晴らしいことをしているのに、

それを誰も気づいていない。

もっとアピールしたらいいのに!』と。

 

 

彼らは、

 

服作りによって生まれる環境汚染は、

言うまでもなく、

生産者にとっては軽視してはならないもので

環境への配慮は不可欠だとしながら、

 

 

自分達の姿勢としては、

 

『環境に配慮してるから欲しいのかい?

僕たちはそうは思わない。

だから別にそれをアピールしたりはしない。』

 

だそうだ。

 

 

いや、

カッコ良すぎん?笑笑

 

正論でしかないし笑

 

 

サステイナブルな取り組みは

必要だとしながらも、

《サステイナブルだから買ってくれ》は、

確かに暴論な気はする。

 

至極真っ当な価値観ながら、

それを当然のことのように

消費者の見えないところでやっているのは

最高にクールだと思ったね😎

 

 

 

 

次に、

【大きな愛】😎

 

 

リック自身、

日頃からブランドチームのメンバーと

過ごしている時間が多かったり、

 

世界レベルのブランドながら、

プライベートでも親交の深い人間が

ショーのランウェイに登場したりする。

 

 

イタリアにあるオフィスには、

チームスタッフが利用する為の

〈バー〉があったり、

 

そのバーには、

自身の娘さんによる

アートワークがあったりと、

 

人やモノに対する愛情が深いんだ。

 

 

パリの展示会では、

 

毎回バイヤーやブランドスタッフに

ケータリングの食事やドリンクが

振る舞われるんだけどさ、

(ケータリング自体、普通はまず無い)

 

それも

リック自身も実際に食べている

低カロリー高タンパクの

〈マッスルメニュー〉なの笑

(ちなみに美味しくはない笑)

 

 

ジュースもあるよ!

 

と言われて、

嬉々として頂いたドリンクも

 

なかなか本格的な

グリーンスムージーで

苦戦したよ、、、笑

 

 

でも間違いなく、

超健康的なメニューで、

 

この空間に属する人に対しての

"リックなりのおもてなし"を感じて

結構感動だったね!🥲

 

 

クールで排他的なイメージが

外部的には植えついてるが、

 

実際にはすごく愛の深いデザイナーだし、

仲間想いなブランドなんだよね👏

 

 

 

 

極めつけは、

次のエピソード😂

 

 

リックのコレクションには、

『ピラルク』っていう、

巨大な川魚の革を使用したアイテムが

存在するんだけどさ、

 

それって元々、

アマゾンの人達が

食べた後、処分していた皮なんだけど、

 

リックは、

その食用後のピラルクの皮を

見事にレザー化することに成功し、

 

アマゾンの人達を

経済的に潤してるんだよね😂

 

 

ピラルクに惹かれたことは

さすがのセンスだが、

 

元来、無益として処分されていた

ピラルクの皮の

二次利用に成功することで、

アマゾンの人達の生活も支えてるんだぜ?

 

やばくない?笑

 

もうアマゾンの住人からしたら、

リックの兄貴!って感じよな笑

 

 

ファッションデザイナーとして、

世界中のファッションアディクト達を

魅力しながら、

 

同時に、

ファッションとは縁遠い地域にも

恩恵を与えているなんて。。。

 

本当めちゃめちゃカッコイイよな、、、。

 

 

 

僕はそんな、

 

作る洋服だけに留まらず、

何から何までカッコイイ

リックオウエンスというブランドを

身に纏うことに誇りを感じている。

 

 

カッコイイ洋服を生み出すことは

ファッションブランドにとっては

無論、至上命題ではあるが、

 

 

姿勢や価値観まで

カッコイイというのは、

 

我々消費者にとっては

ある意味、

ただカッコイイ服を買う以上の価値が

あるのではないだろうか😎

 

 

 

個人的にも、

こういう話ができることは

バイヤーをやっていて良かったなと思う。

 

 

自分が誇れるものを身に纏う。

 

その手助けができるよう

これからも邁進しようと思う。

 

 

リックに限らず、

カッコイイブランドはある。

 

店頭でそういうところは

シームレスに届けていくよ👌

 

 

とりあえず、

 

〈うおお、確かにリックかっけー!〉

 

ってなった人は、

是非北千住店、オンラインにて、

気になるアイテムをチェックしてくれ👋

 

 

 

カッコイイブランド、着ようぜ😎👌

 

それじゃあ、

ばいちゃ👋

(Staff : Koyama)

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