アノニマスな服飾芸術集団、

ただ服を想い、
一心不乱に己の美学と知見を宿す。
その哲学には一切のブレなく、
ひと針ひと針に理念を貫く。
多方面で活躍する
服作りのプロフェッショナル達が
持てる技術を結集し、
『自分達が着たいと思える
最高のユニフォーム』を創造する
覆面服飾芸術集団、
『CONTRONYM』から
待望の3rdアイテムがローンチとなる😎
2nd productとして
圧巻のパフォーマンスを見せたレザーコート、
未だそのブランドの輪郭すら見えきらない、
底知れない実力を見せている彼らのクリエーション。
待望の3rd productとしてリリースするのは、
"Superior parka"
不変不動、洋服の歴史において、
長らく不可欠な存在として
ワードローブへと歓迎され続ける
普遍のデイリーウェアであるパーカー。
誰しもが一度は袖を通したことのある
親しみ深いパーカーというアイテムを
彼らは今回、自身らがデイリーに着るための
ワークユニフォーム的な存在として
製作に至ったようだ。
しかし、
『パーカー』とは名ばかりに、
彼らの作るパーカーはもちろん"規格外"。
圧倒的なクラフトイズムと
独自の美意識、哲学がふんだんに
盛り込まれた1着となっている、、、!
#c-3 "Superior parka"
ストイックに研ぎ澄まされた緊張感と、
無骨で豪快なクラフトイズムが同居する
リバーシブル仕様のフーディ。
何よりもまず
外径を準えるレザーテープが
そのシンボルとして輝く。
デイリーに使う、
誰しもにとってユーティリティである
パーカーともあれば、
『良いものを永く使う』という美意識は
あって不足のない感覚。
今回のパーカーには裏表ともに
洋服においてダメージが集積しやすい
"端"をタフな1mm厚カウレザーテープで覆い、
摩耗に強い、
エターナルに着られる耐久性を追求している。
デイリーにガシガシ着たいという着想から
ワーキッシュなタフさを叶えたディテールながら、
本作最大の意匠性も叶えた
象徴的なデザインとして機能している。
そして
両面着られるリバーシブル仕様。
これはリバーシブルということに
重きを置いているわけではなく、
一般的なスウェットフーディよりも
強固なファブリック選びと
見た目の力強さを考えた結果、
裏毛フリース(スウェット)の一重ではなく、
〈高密な生地同士の二層仕立て〉を選択している。
超度詰めのジャージー素材と、
超高密なタイプライタークロスによる
リバーシブルテキスタイルは、
このパーカーの芯に根差したタフさと
ストイックな緊張感を叶えている。
両面ブラックのカラー選びながら、
漆黒のジャージー素材と
やや薄黒いタイプライターとでは印象も変わり、
近江晒しで仕上げた独特な凹凸をもった
タイプライタークロスは
よりアウターライクに着られる要素にもなっている。
ブランドチームの感覚としては、
長年の着用とともに訪れる
経年変化のその経過に、
このアイテムがリバーシブルである意義が
深まっていくよう製作した、
とのこと。
一球入魂というか、
そのワンアイテムワンアイテム、
全てにおいて理由や知見が備わっていて、
やはりコントロニムのモノづくりは
凄まじいと改めて感じる次第。
また、
シャープで高密な生地選びとは裏腹に
表地のジャージーには
ランダムにパッチワークが施されており、
そこについても、
緊張感のあるテキスタイルに
相反する"隙"を生み出すため、
そして、
私達のアーティザナルな
クラフトイズムを表現すべく、
共生地のパッチワークを施しています。
「これらは長年の着用で
生地にダメージがあった際に、
ご自身の手によって
パッチワークを追加していくことで
NEW VINTAGEを作り上げていってもらう
土台としても機能します。」
と回答している。
なるほどな、と思った。
改めてこのパーカーは
単なるパーカーという洋服の一つではなく、
一生着られることのできる
ある意味、
"育てていく唯一無二のパーカー"
なんだなと実感した。
当たり前のように、
何の気なしに
気兼ねなく着用するパーカーだからこそ、
堅牢であったり、経年変化していったり、
パッチワークしながら補強していったりして
タイムレスに付き合っていってほしい
ということなんだ。
この時点で、
もう僕は自分の分もオーダーしようと
心に誓ったよ、、、笑
シルエットに関しては、
今回も強いこだわりがあり、
元来、
柔らかな生地、ゆったりとしたシルエットで
快適さを求めるスウェットパーカーに対し、
コントロニムの"Superior parka"では、
身体構造の運動量を考えながら、
パターンを設計することで、
削ぎ落とされたシャープなラインながら、
心地良い着心地を実現する。
身体にフィットする
無駄のないボディスーツの心地よさを
このパーカーに宿している、とのことだ。
これは本当に着てもらうと
すごく実感できると思う。
放射状に取られたパターンや
肩や背面のダーツによって、
無理なく身体にフィットし、
タイトフィットながら非常に気持ちいい。
このあたりもさすがのモノづくりというか、
そりゃあもう、スゲー!となったよ笑
他にもそのアイコン的ディテールである
所属するジュエリーデザイナーよる
スナップボタンキャップに加え、
フードのレザーコードのコードエンドが
silver950で製作されている。
今回はリバーシブル仕様の為、
標準装備である950のジッパーチャームが
装着出来なかったことを悔やんではいたが、
相変わらずこのあたりは
贅の限りを尽くした
装飾性の高いアプローチとなっている。
といったように
第三弾である本作も、
"Superior"の名に相応しい、
最高の仕上がりになっている。
今週末、
8/23(sat)〜8/31(sun)まで
今回も受注形式でオーダーを承ります。
期間中には、
北千住店にてサンプルを展示し、
御試着、体験いただけるように準備いたします。
すでにリピーターの方も多く発生している
カルト的な人気を誇るCONTRONYM。
是非その最新作を
肌で味わっていただきたいです。
よろしくどうぞ。
(Director KOYAMA)