ANTHEM A 26AW
境界を越え、個性を鳴らす。
ANTHEM A 26AW LAUNCH POP-UP STORE
2026年9月19日(土)から9月27日(日)まで、Amanojak.千駄木店とオンラインストアにて「ANTHEM A(アンセム エー)」のローンチポップアップストアを開催する。
2026年秋冬シーズンより、Amanojak.で新たに取り扱いをスタートするANTHEM A。
性別、時代、文化。
本来なら別々に語られる要素をひとつのスタイルへと混ぜ合わせ、既存のカテゴリーでは捉えきれない服を生み出している東京発のブランドだ。
服装に唯一の正解を求めるのではなく、着る人自身の感覚によってスタイルを完成させる。
その自由と強さに、Amanojak.は惹かれた。
ANTHEM Aとは
ANTHEM Aは、鈴木麻莉子氏と吉田尚氏によって手掛けられる日本のファッションブランド。
2021年にD2Cブランドとして始動し、2024年から本格的に卸売を開始。現在はメンズとウィメンズの両方を展開しながら、ジェンダー、年代、文化的背景を横断する「ミクスチャースタイル」を提案している。
ブランドが目指すのは、異なるものを無理に均一化することではない。
強さと繊細さ。
緊張と弛緩。
クラシックと現代性。
男性性と女性性。
相反する要素をそのまま共存させ、素材、フォルム、ディテールを通して、新しいバランスへと組み替えていく。
それは音楽におけるミクスチャーのようなものだ。
異なる時代やジャンルを混ぜ合わせながら、着る人の自由を尊重し、その人にしかない個性を引き出す。そして、その人自身を象徴する“ANTHEM”となる服をつくる。
ブランド名には、そんな意思が込められている。
デザインと生産、両方を知る二人
ANTHEM Aの服に感じられるのは、発想の新しさだけではない。
デザイン、生地、加工、縫製。そのすべてが現実の洋服として成立するところまで、極めて緻密に設計されている。
デザイナーの鈴木麻莉子氏は、東京で縫製工場を営む両親のもとに生まれ、幼い頃から洋服がつくられる現場を身近に見て育った。
文化女子大学服飾造形学科のデザインコースを卒業後、「08sircus」や「kiminori morishita」をはじめとする国内ブランドにおいて、メンズとウィメンズ双方の企画・生産を経験。2021年に独立し、ANTHEM Aを立ち上げた。
現在は自身のブランドに加え、「YOKE」の企画・生産や、コスメティックブランド、飲食店などのユニフォームデザインにも携わっている。
吉田尚は、メンズアパレルの販売、生産管理、企画を経験した後、約13年間にわたってアパレルのOEM事業に従事。およそ20のメンズブランドの企画と生産を支えてきた人物だ。現在はYOKEのチームにも所属しながら、ANTHEM Aの企画・生産を担っている。
感性だけでも、技術だけでも、ANTHEM Aの服は生まれない。
デザインする側と、実際につくる側。
その両方の視点を深く理解する二人だからこそ、実験的なアイデアを、袖を通せるリアルな洋服へと着地させることができる。
日常を逸脱せず、日常を更新する服
ANTHEM Aの特徴は、強いデザインと日常性が矛盾せずに共存していることにある。
異素材の切り替え、意図的に歪ませたシルエット、経年変化を思わせる特殊加工、ヴィンテージの記憶を残した色彩。ひとつひとつの要素には明確な存在感がある。
しかし、それらは鑑賞するためだけの装飾ではない。
着用したときの身体との距離、動いたときに生まれる布の表情、既に持っているワードローブとの関係まで考え抜かれている。
テーラードにミリタリーを重ねる。
クラシックなスラックスに加工感の強いトップスを合わせる。
柔らかなニットに、無機質な質感を差し込む。
異なる文脈を衝突させながらも、スタイリング全体は決して破綻しない。
ANTHEM Aは奇抜さを競うブランドではない。
服を着る人が、自分の感覚で組み合わせ、自分だけのバランスを見つけられる余白を残している。だからこそ、一着だけでも成立し、重ねるほどにブランドの思想が立ち上がってくる。
日本の職人とつくる、新しいテクスチャー
ANTHEM Aのクリエイションを支えているのが、日本各地の職人や生産背景との強い関係性だ。
ブランドは、職人と築いてきた信頼を大切にしながら、日本に受け継がれてきた技術と雇用を未来へ残すことを、ものづくりの重要な軸に置いている。
既製の生地を選び、形を与えるだけではない。
染色、圧着、ひび割れ、シワ、起毛。さまざまな加工を組み合わせ、ときには職人と独自の手法を開発することで、見慣れた素材に未知の表情を引き出していく。
2026年秋冬コレクションでは、柔らかなカットソーやボア素材にレザーのようなクラック加工を施し、視覚的な重厚感と、実際に着用したときの軽さを共存させている。
また、ランダムな針抜きとシワ加工によってストライプを歪ませたニットなど、量産の均一性とは異なる、人の手と時間を感じさせるプロダクトも登場する。
加工は、服を目立たせるための表面的な演出ではない。
素材が持つ固定観念を崩し、触れたときの感覚までデザインするための手段だ。
写真では伝えきれない質感や奥行きこそ、ANTHEM Aの服を実際に手に取る意味になる。
2026 AUTUMN / WINTER
“INNER UNIVERSE”
ブランド設立5周年を迎えた2026年秋冬コレクションのテーマは、「INNER UNIVERSE」。
人の内側に潜む光と影、矛盾、混沌。普段は意識の奥に隠れている感情を否定するのではなく、それらを抱えたまま、自分自身の中心へと深く潜っていく。
今シーズンは「新たな自分に出会うための旅」を描く二部作の前編として、“主観的に捉えた自分”を表現している。
ダークブラウンやチャコール、ブラックといった深い色彩。その中に差し込まれる鮮烈なグリーン、フューシャ、オレンジ。
滑らかなウールと荒々しいクラック加工。
端正なテーラリングと、身体を包み込むボリューム。
静かな佇まいと、内側から滲み出す感情。
対立する要素は、どちらか一方へ整理されることなく、同じ一着、同じスタイリングの中に存在している。
人間そのものが単純ではないように、ANTHEM Aの服もひとつの言葉では説明できない。
その複雑さを、欠点ではなく個性として肯定すること。
“INNER UNIVERSE”は、服を通して自分の内側にある、まだ見えていなかった感情と出会うためのコレクションだ。
なぜ、Amanojak.がANTHEM Aを選んだのか
Amanojak.がANTHEM Aに感じたのは、完成されたスタイルを一方的に提示するブランドではないということだ。
着る人の性別や年齢、これまで選んできたブランドに縛られず、その人自身の解釈によって姿を変える。
モードにも、ヴィンテージにも、アルチザンにも接続できる。それでいて、どのカテゴリーにも完全には回収されない独自性がある。
一着の存在感は強い。
しかし、着る人の個性を覆い隠すことはない。
むしろ、異なる服と組み合わせることで、その人が持つ感性や美意識をより鮮明にする。
私たちが考えるファッションとは、ブランドが用意した正解をそのまま着ることではない。
異なる価値観を混ぜ、自分なりの違和感を残しながら、自分にしか成立させられないスタイルをつくることだ。
ANTHEM Aの掲げるミクスチャースタイルは、その考え方と深く重なっている。
ANTHEM A 26AW LAUNCH POP-UP STORE
2026年秋冬シーズンからの新規取り扱いを記念し、Amanojak.千駄木店にてローンチポップアップストアを開催する。
画面越しでは捉えきれない、素材の凹凸。
加工によって生まれる光と影。
身体を通したときに初めて現れる、シルエットの奥行き。
ANTHEM Aの服は、見るだけでは完成しない。
異なるものを自由に混ぜ、自分だけのバランスを見つけたとき、その服は初めて、その人自身の“ANTHEM”になる。
この機会に、ぜひ袖を通してほしい。
ANTHEM A
26AW LAUNCH POP-UP STORE
開催期間:2026年9月19日(土)– 9月27日(日)
開催店舗:Amanojak. 千駄木店/Amanojak.オンラインストア
※イベントの詳細は、決定次第改めてお知らせいたします。












