「子どもたちにとっては、
想像の世界も現実の世界も
どちらも大事で対等なのです」
BY トーベ・ヤンソン
こんにちは!
トーベ・きゃさりんです。
ギャザーシャツ
【TARO HORIUCHI】
¥58,300-(in tax)
Col:WHITE
Size:0.1
ナイロンレイヤードスカート
【Maison Margiela 1,10】
¥194,700-(taxin)
Col: BLACK
Size: 42
¥194,700-(taxin)
みなさん、子供とは、
どこまでが子供だと思いますか?
いつから大人になるのでしょうか?
私はムーミンが大好きだった小さなころ、
大人とは、とても偉大で賢く、
なんでも知っていて、
歳をとれば勝手に大人になれるものだと
思っていました。
しかし、現実ってそんなこともなく、
「歳を重ねた子供」
という人も多いですよね。
私はいままでの人生で
学校の先生や上司、子供の親になっている人達が
自分と同じ
歳を重ねただけの子供なのだということを
幾度となく体感したことがあります。
ものごとにはなんでも良い面と悪い面があるように
これはどちらが良いということではなく、
その人のとてつもない魅力にもできるし
はたまた、欠点にもなりえるものだと思います。
しかし、そんなことから一つ学びました。
人間って年齢が高い=優れている
ということにはならない。
「歳を重ねた子供」の考え方を
おしつけられて、
とても傷ついたり、
理不尽に悩まされたりする
子供たちってかなり多いと思うんです。
でも、大人も子供であって、
対等であるということを知っていれば
「あの人はあの人なりの意見がある」
という風にとらえられるようになって
悲しい事件が起こったり、
悲しい大人に育ったりすることは
少なくなるんじゃないのかなと
思っているんです。
それをはやくから知ることは
とても大切なことで、
それを知っているか知らないかで
生きやすさって変わると思うんです。
そこで私は見つけたのだ!
手っ取り早くそれを
知られる方法!
それは、
ムーミン!!!
ムーミンは、ムーミンは!
社会にどんな人々が潜んでいるかを
わかりやすく教えてくれて、
こどもや大人に関係なく、
年齢や性別、人種や立場によって
人の価値に優劣がつかないことを
わかりやすく教えてくれるっっっ...
いつもかっこいいスナフキンも、
疲れていると明らかに弱そうなものに
冷たく当たったりすることもあります。
「子供が特別好きなわけじゃない」と
児童文学らしからぬ発言をすることもあり、
完全無欠な人はいないことを教えてくれるし、
小さく弱いものに対しても
無条件でなんでも受け入れるのは
逆に対等な関係ではないということを
教えてくれたりします。
そして、孤独を愛し、
「自由」の象徴としてかかれ、
本当の「自由」を
言及したり、追及したりしています。
ムーミンママは自己犠牲をいとわないタイプで
無条件で誰にでも優しく、
怒ることはありません。
居候のミィに「ママの料理飽きた!」
と言われた時も
悲しむでもなくもちろん怒らず、
ムーミン家に代々伝わる日記帳を見て
「家族がママの料理に飽きたときの対処法」
を調べ、スマートに解決させます。
スニフは「でも」や「だって」が多くて
お金が大好きの意気地なしが役割。
ミイによくきっついことを言われていますが、
排除されたりいじめられることはありません。
ミィの発言は過激ですが
ミイは怒られないし、
それどころが小さいのにいつも
一番偉そう。
いろんな民族がムーミン谷に暮らしていて、
親・兄弟・年寄り・こども・怪物・動物
年齢設定もばらばら、サイズもさまざま、
多種多様な個性あふれるキャラクターが
たくさんでてくるんだけど、
みんな子供だし、みんな大人だし、
「対等」で「平等」で
そして「自由」な様子が描かれている。
だれもが自分以外のだれかを
批判したり否定したり怒ったりすることなく、
人の個性をそのまま自然体で受け入れて
生活をしているのですよね。
ギャザーシャツ
【TARO HORIUCHI】
¥58,300-(in tax)
Col:BLUE STRIPE
Size:0.1
ビアンケットデニムスカート
【Maison Margiela 4,14】
Col: WHITE
Size: 38/40
¥156,200-(taxin)
登場人物の人間性や哲学は
とても現実的に書かれているけど、
私はアンパンマンよりも
非現実的なお話だと思っている。
現実世界ではやっぱり
「対等」「平等」「自由」を維持することって
とっても難しいと思うんです。
誰か一人でも「対等」も「平等」もやーめた!
ってしちゃうとすべてが
成立しなくなるでしょう?
それを感じたときに、歳の幼い子供たちは
「対等」であったはずの想像の世界と現実に
区別がついていくのかなと思いました。
しかし、大人は夢を見て
自分の理想を物語として作り出し、
世界観を共有するコンテンツも開発した。
それは現実逃避だとも
現実と向き合った結果だともいえると思います。
なんでもいいからなにかに没頭することは
生きるための支柱になっているのかなと
私は思います。
支えたり、支えられたり
それは人間と人間で作り出すこともできるけど、
1人だってできる。
それは小説を書くことだったり、
映画を見ることだったり、
旅行に行くことだったり、
押し活したり、
カフェ巡りだったり、
お酒を飲むことだったり、
おいしいごはんを食べることだったり。
生きていくうえでそれは
とても大事なことだと思います。
私の場合は
素敵な服を素敵な場所でお買い物して
素敵なところに着ていくこと。
めんどくさがりで
インドアな私にとっては
これが人生の楽しみであり、
生き抜くための支えでもある。(笑)
さあ、わけのわからない話をたくさんしたけども
何が言いたいかって
24SSも立ち上がって
ファッションするのが楽しみだな~と
そういう話だったりするんです。(笑)
どこで買って、
何を着て、どこへ行って、
何をするんだ。
と考えるだけで浮上できる私の人生は
明るい。
とつぶやいてる時点でやっぱり
私ってやっぱり
根暗なのかなと思うきゃさりんなのであった。
それでは、ばらさ!
(staff:きゃさりん)