押忍!

コヤマです👋

 

昨今、

社会的にも

ファッション業界的にも

 

〈ジェンダーフリュイド〉

性差の隔たりを取っ払うムーブメントが

浸透しつつあるよね。

 

セクシャルマイノリティの人も

少なくない割合で存在しているし、

 

 

 

そういった世界情勢的なムーブメントは、

ファッション業界においても、

加速度的に取り込まれてきており、

 

 

〈ユニセックス〉でアパレル製品を

提案するブランドは

近年、当たり前のごとく存在し、

 

フェミニンな感覚、

マニッシュな提案などといった、

 

元来存在してきた

紳士服、婦人服を

 

ある種、

アンチテーゼ的に、

ある種、

ポジティブに、

 

性差をクロスオーバーさせた

〈新時代のファッション観〉

表現するに至っている。

 

 

そんな時代感から

23年春夏頃を皮切りに、

 

ついにか。

 

と、

台頭しはじめたのが、

 

《メンズのスカート提案》

 

 

もちろん、

ジェンダーフリュイドの感覚が鋭いというか、

そもそも

セクシャルマイノリティ側の方にとっては、

 

従前から取り入れられてきた、

取り入れたいものではあったのであろう

スカートという衣服だが、

 

 

実際に、

各ブランドのコレクションとして

ラインナップし、

 

製品化されるまでの

リアルな盛り上がり方になってきたのが、

2023年、そして来春となる感じだろう。

 

 

僕自身、

バイヤーとして毎シーズン、

国内外の60ブランド以上もの

展示会に参加しているのだが、

 

その中で現実的な提案として、

本格的な

"ガチのスカート"が出てきたのは、

今期が初めて。

 

 

不思議と、

なんの戸惑いや躊躇いもなく、

買い付けてきたんだけど、

 

やっぱそれも社会的な情勢が

背中を押しているんだろうね。

 

新鮮な感覚は当然ありつつも、

スタイルに幅をもたらしてくれるであろう

新しい切り口にワクワクし、

買い付けに至った次第だ😎

 

 

 

今日はそんな

最新トレンドである、

〈メンズスカート〉を

 

私の偏愛ブランド、

Rick owens】よりお届けするよ👋

 

 

要チェケ!👇

 

  

Rick owens

"SLIVERED SKIRT"

"BONOTTO" textile denim

¥138,000-(+tax)

 

メンズスカートって考えたら、

まあ確かに、

リックが作るのが1番納得、というか、

"らしい"感じはあるかな。

 

 

 

このスライバードスカート、

以前から、シーズンによっては

リリースがあったりもしたアイテムで、

 

リック信者さん達にとっては、

『また出てるんやあ〜』といった

感じかもしれないが、

 

23年は、

リック自身もショーのフィナーレで

スカートを着用して登場したこともあり、

今期は提案の本気度がいっそう窺える。

 

 

 

 

前後に深いスリットをいれた

一見、大胆で

チャレンジングなデザインながら、

このスリットがスタイルに新しい幅を

もたらしてくれる。

 

 

とりあえず今期、

今現状の感覚としては、

 

スカート単体穿きは、

まだ若干ハードルが高い。笑

 

パンツにレイヤーしていくのが

ベターなスタイリングになると思う。

 

 

その上で、この深いスリットが

かなり効果的!

 

ベースレイヤーしているボトムスの

シルエットが見えやすく、

 

ボトムスのラインによって、

印象の変化を作れるデザインとなっている。

 

 

手持ちのパンツに

このSLIVERED SKIRTを重ねるだけで、

新しいパンツを手に入れたような

アウトラインを生み出してくれるんだ。

 

 

断ち切りにした裾のエッジも

程よいグランジ感があり、

どこかワーキッシュなエプロンスタイルを

彷彿とさせ、

 

スタイル不問な説得力みたいな、

意外な"しっくり感"に感動してしまう。

 

いやはや、

さすがだ、、、。

 

 

 

スカートというもの自体に

多くの経験や知見が無いゆえに、

 

ただただ、単純に、

『スカートありやなぁ。』

となってしまいそうだが、

 

実際には、

それをあっさりと成立させてしまう

リックの緻密なデザインアプローチに感涙する

本命スカートとなっている。

 

 

そして、

今回はテキスタイルも

スペシャルなんだ😎

 

 

今期提案している

メインコレクションの

このSLIVERED SKIRTは、

 

イタリアの実力派テキスタイルメーカー、

BONOTTO=ボノット社の

超高密度コットンデニムを使用している。

 

 

このBONOTTOっていう生地屋は、

 

イタリア企業らしい、

一族経営のボノットさん家系で運営している、

中小規模のテキスタイルミルなんだけど、

 

リックとは何年も前から親交があり、

過去のコレクションでも

ボノット社製の生地は

使うことがあったみたいなんだよね。

 

 

そんな長年の信頼関係から、

今回は、

ボノットのテキスタイルを使った

コレクションがいくつか『群』として存在し、

カプセルコレクション的な

取り組みへ昇華しているんだ。

 

 

ボノットの生地、

すごく良いよ。

 

自社の工房で

ボノット家系の人達が

一子相伝で紡ぐ、

アーティザナルなテキスタイルは、

 

未体験の触感と

見え方の、その輪郭の美しさを提供する。

 

ボノットが

他の名テキスタイルメーカーと違うのは、

 

カジュアル生地に強い点。

 

 

世界で名を轟かせる

実力派テキスタイルメーカーの多くは、

 

ウールやシルクなどといった

ラグジュアリーなファブリックを

端正に織り上げた優美さを

売りにしているところが多い印象だが、

 

ボノットは

ラグジュアリーな原料は使いながらも、

〈カジュアルなテキスタイル〉を

美しく、ドラスティックに落とし込む

面白さがあるテキスタイルミルだ。

 

 

今回のスカートは、

綿100%のブラックデニムなんだけど、

 

正直、

触れたことのない感覚の生地だね!

 

超強撚、超高密度な綾織りのテキスタイルで、

化繊と錯覚するほどのドライタッチ性を

実現していて、

 

織の高密さゆえのハリや

表面感の美しさも素晴らしく、

 

カジュアルなデザイン、

カジュアルなテキスタイルなのに、

高級感とオーラのある、

 

そのギャップがたまらない

生地選びになっている。

 

 

アイテム自体の強さもさることながら、

それに相応しい、

拘り抜かれた痺れるテキスタイル。

 

磐石すぎるほどの

完成度で出てきたスカートとなっているよ🔥

 

 

お値段は、

¥138,000-(+tax)と、

なかなかのリックプライスで、

ハードル高めなんだけど、

 

これさえあれば、

もうスカートはOKでしょ!

みたいな

 

満足度と唯一無二のパワーを

持ったアイテムに仕上がっている。

 

 

いよいよ本格化しつつある、

ジェンダーフリュイド。

 

その最たる提案である

〈メンズスカート〉。

 

世界的なデザイナーズブランド、

Rick owens

その扉を開けてみないか?😎

 

大丈夫、

リックならカッコ良くしてくれるよ👌

 

 

もちろん、

僕は個人オーダー済み!

 

大津もオーダーしてて早速穿いてた笑

 

是非、

我こそはというファッションアディクトに

続いてもらえたら幸いだ😎

 

北千住店にて、

よろしく!

(Staff : Koyama)

 

 

 

 

 

 

 

 

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